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北総農研講習会

8月2日~6日に、農業高校の教員を対象とした「第59回北海道総合農学研究会夏期農業実験実習講習会」が開催され、「環境保全型農業の実情と未来」と題した講義、視察、実習をプロジェクトメンバーが担当しました。 

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プロジェクトリーダー三浦先生の開講式挨拶から始まり、

(「お百姓さん(百の技術(姓))」について語っているのでしょうか。)





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佐藤先生担当「十勝地方の農業機械の発達史」(とかち農器具歴史館)の視察





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小池先生担当「農業高校の実習でも使用できる生物防除資材」の実習など、内容盛りだくさんでした。






今後も、地域社会ならびに国際社会にどんどん貢献していきましょう。

十勝堆肥センター調査(2)

経営チームの林です。前回の芽室の調査に続いて、5月18日に士幌町農協、5月24日に清水町農協に行ってきました。

士幌町では、1989年に最初の農協直営の堆肥製造施設を設置しましたが、製造した堆肥の売れ行きは最近まであまり良くなかったということです。しかし、肥料高騰を受けて施肥設計相談事業を強化し、そのなかで堆肥を活用した減肥を推進した結果、堆肥の活用が非常に進んできているとのことでした。今までいった農協のなかでは、化学肥料の価格高騰を受けての対応という意味ではもっとも大きな動きが見られた農協かもしれません。

清水町農協の堆肥センターでは、堆肥をペレット化していました。普通の堆肥は専用の機械で散布しますが、ペレット堆肥は化学肥料と同じまき方ができるので農家にとってはとても便利です。肥料成分についてもこだわりをもったペレット堆肥を製造していましたが、価格が高いため、農家への売れ行きは今ひとつということでした。堆肥センターを運営する際には、やはり堆肥の価格が一番のネックになってくるようです。

堆肥センター調査は、来週中札内村、6月に更別村に行くことになっています。口蹄疫の影響で、やはり堆肥製造の現場はみることができませんが、行ってきたらまたここに感想を投稿したいと思います。

GPSガイダンスシステム①

この前,ようやく天気が暖かくなり,GPSガイダンスシステムを動かしてみたいということで,GPSのマニュアルを見ながらパソコン上で,ガイダンスシステムのソフトウエアを設定作業を行いました.このガイダンスシステムはまだ市販化されていないですが,最大10cmの精度で作業経路を案内しれくれます.

実際,ガイダンスを利用する時に,SIZE-Officeというソフトを利用して圃場情報や作業機情報などをパソコンに入力する必要があります.圃場情報はハンディGPSを利用して我々の実習圃場4隅の緯度と経度を測定しました.

その位置情報をパソコンに入力する方法ですが,図1に示すように,編集ボタンをクリックすると,右上の位置情報のところで4点の緯度と経度を入力します.入力してから登録ボタンをクリックすると圃場情報を保存されます.

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   図1 圃場登録  

作業機情報を入力するときに,図2に示すように,重機登録リボンをクリックします.そうするとGPSアンテナの位置情報を登録します.    

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図2 作業機登録


それから,作業者名や天気状況,作業経路などの情報を選択してから,情報を転送します.ここまで,室内での準備が整えました.

十勝堆肥センター調査(1)

経営チームの林です。

去年、経営チームが堆肥に関する調査をおこなった地区は、鹿追町と帯広大正農協管内でした。今年は、両地区で継続的に調査をおこなうとともに、十勝全体での堆肥の利用状況を把握しようということで、堆肥センターを設置して堆肥の製造販売をおこなっている農協を中心に調査を進めています。その第一弾と第二弾として、芽室町農協と士幌町農協に調査に行ってきました。調査には、加藤研究員や中久保研究員、申研究員も参加しています。

5月17日に訪問したのは芽室町農協でした。芽室町農協では、2004年に堆肥の供給をはじめました。原料は町内外の肉牛・乳牛糞と、野菜選果施設から出る野菜屑だということです。製造施設はとても巨大でした。大型の堆肥製造施設としては加藤研究員の投稿にある森産業などがありますが、農協が運営する堆肥製造施設としては北海道でも最大級のものだと思います。写真左は、堆肥製造の際に切り返しをおこなう機械で、「自動式攪拌機」とよばれていました。一緒に移っているのは、今年の4月からプロジェクトに新しく参加した中久保研究員です。背の高さと比べると、機械の巨大さがわかると思います。第一次世界大戦のときの菱形戦車みたいですね。写真右は、完成した堆肥の山から分析用のサンプルを採取する加藤研究員です。この写真でも、人の背よりも遙かに高く堆肥が積み上がっていることがわかります。施設の能力は1万5千トン/年だそうですが、近年は農家に人気が出てきて、2万トン近く堆肥を製造しなければならない状況とのことで、このような状況になっているようです。売れ行きが好調な理由としては、近年の肥料価格の値上がりとともに、農協の購買担当の営業努力ということもあるとのことでした。ただし、施設の稼働能力いっぱいに堆肥を作りそれがすべて売れたとしても、経営的には採算は合わないようです。

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士幌町農協の調査については、つぎの投稿で報告をしたいと思いますが、宮崎の口蹄疫の影響で、堆肥製造施設の現場視察はご遠慮くださいということになってしまいました。なので、写真はありません。

大規模な堆肥製造③

今回は昨年度から、
色々とお世話になっている
中標津にあるバイオマスソリューションズ社の
堆肥製造施設です

乳製品を製造する段階ででてくる
汚泥を原料に木質資材を入れて堆肥化を行っています
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エアレーションや切り返しをすることで
堆肥化を促進させてます
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一次発酵が終わった堆肥を
二次発酵にわまし、最終的に篩にかけて完成です
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出荷先によっては、一次発酵段階で欲しいところも
あるでしょうし、散布直前の段階まで仕上げた堆肥を
欲しがるところがいることも意識されています

まだ出荷段階には至ってませんが、
いずれは、各農家さんの意図に沿った
高品質堆肥の製造を目指しています

このような一から高品質堆肥化製造を目指して
試行錯誤している段階から、色々とお話を伺う機会が
得られたことは、僕にとって貴重な経験です

そのなかで自分がはじめて意識させられたことがあります
それは「化学肥料に無い堆肥の機能性の根幹は副資材にある」
ということです
これまで堆肥は糞尿などの主資材に
副資材としてオガクズ、バークや麦稈などを
投入して製造してきました
このことは決して違わないのですが、
堆肥の機能性を考える場合、
この「副資材」が実は「主資材」なのではないかと
考え始めました

今では、微生物が糞尿などの易分解性有機物をエネルギー源として
従来から「副資材」と言われてきた植物系資材の
分解・発酵を促進し、機能性をもつ物質の二次的な生成を
行っているのが、「堆肥化」なのではないかと思ってます

大規模な堆肥製造②

私事ですが、最近痩せようと思ってます
ブログに乗せてる写真をみて
気付かれた方も多いと思いますが、
少しポッチャリなので、
「シュッと」した感じになるよう頑張り中です

ども、栽培環境チームの加藤です
シリーズ第2弾は・・・。

FOREXグループ森産業さんの大規模堆肥化施設です。

ここでは提携した肉牛農家さんから排出された糞尿に
バークやオガクズなど木質資材を組み合わせて
良品質な堆肥を製造しています。
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広い敷地で、約一年間かけて
じっくりと製造されます

一年間、ただ野積みにしておくのでわなく
一回/月場所を移動しながら、切り返していきます
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最終的には、篩にかけて
撒きやすい細かさの堆肥になります
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ここでのミソは
ひとつのロットが大きい(ヒト山がデカイ)
初期に発酵温度を上げることを基本にしている
副資材の大きさがバラバラである
ということだと思います
すべてがうまくリンクしていると思われます

あとは敷地内にある玉置屋さんの
蕎麦もおいしいです
器もステキですよ

大規模な堆肥製造①

本来、僕がアップしても良いのか不安ですが、
別にカブっても良いと思うので・・・。

ども、栽培環境チームの加藤です。
シリーズ化しそうな題名ですが、ホントに続くか未定です

帯広畜産大学にある堆肥製造施設です
詳しい事は環境リスク解析学チームのブログを見てください
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これは、下からエアレーションをかけながら、
クレーンを使って切り返しを行う施設です。
自動運転ができるので、ほっといても勝手に切り返しをしてくれます。
年間のランニングコストが安いことが魅力です。

僕自身これまで、堆肥を使っての栽培試験や実験をしてきたのですが、
堆肥の製造段階を見始めたのは、ここ一年くらいです
そういった人間の所感ですが、
①ピットが意外とちっちゃい
100頭規模の酪農家であれば、これくらいの規模だという説明でした。
つまり、堆肥化の速度を速めるということは施設規模を小さくできる
メッリットも発生するということだと思います

②エアレーションのモータもちっちゃい
40m3の堆肥に空気を送り、好気的発酵を促す訳ですから、
相当大きなモータを想像してましたが、予想外の小ささでした

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③クレーンの赤がカッコいい
これは僕の好みです

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切り返し、一回目・・・

これは、環境リスク解析チームと作成している堆肥の2.5週間後の様子です

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ども、栽培環境チームの加藤です。
夏休みの絵日記が苦手だった私ですが、
結構続けて更新できていることに自分でも驚きです

今年4月の北海道帯広は、結構寒かったです
(来帯して一年しか経ってないのにえらそうなことは言えませんが・・)
アメダスデータをみると
去年よりは平均月最高気温も平均月最低気温も若干下回っているようです。
ただ、直近10年分をみると、今年以上に寒そうな年が5年前の春にあったみたいですが・・

なんでこんなことを書いたかというと、
GWはとてもよい天気が続き、
ハウス内で作っている堆肥の表面がカッピカピになっていたからです。
GWの天気のよさを引きづり、切り返し作業を行った日もピーカンでした。
おかげさまで、汗だくです

切り返しをしていて気付いたのですが、
堆肥の中の方は、真っ黒に麦稈が変色していました
(とくにオガクズ添加は周辺の基質の色が黄色のためハッキリと確認できました)
順調に試験が進んでいる気がします

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切り返し後はきちんと混ぜられ、良い感じの水分状態になりました。

ただ、この段階で良い感じになってしまってよいのか?

添加したもの・・・

環境リスク解析チームと作成している堆肥ですが、
鉄液を染み込ませた炭化物を添加しています

ども、栽培環境チームの加藤です。

この資材は、昨年の冬にニチゴ産業さんのご協力のもとつくったものです。
まず、ドラム缶に鉄液を染み込ませた資材を入れ、周りを流木で囲います
(手前がエコカール、奥がモミガラです)
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これを炉に入れ、更に流木で囲います。
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火入れを行い・・・
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出来上がり!
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簡単に書いてますが、ドラム缶の中に均等に熱を伝えることは難しく、
ドラム缶に穴を開けてみたり、真中にパイプを突っ込んでみたりと、
合計三回もトライアルしていただきました。

おかげさまで、とても状態の良い資材が作れたと思います。

あとは、これを使って我々がどういった堆肥を作れるかが問題です。
うまくいってほしいものです。

久々・・

あまりにも、更新していないことを指摘され続けて、数週間。
ちゃんと反省し、正座しながら書いてます。

お久しぶりです。栽培環境チームの加藤です。

今年度も始まり、GWも過ぎましたが、
色々とみてきたので随時情報をアップします。

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先月から、環境リスク解析チームと試験的に堆肥づくりをしています。
宮竹先生、中久保くんそして修士一年の伊藤君が汗水流しながらがんばってます。



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三つとも本大学の畜産フィールド科学センターから提供された麦稈牛ふん堆肥なのですが、
左から、鉄液を染み込ませ炭化させたエコカール(木片)、オガクズ、鉄液を染み込ませ炭化させたモミガラをそれぞれ5%添加しました。

これから、どんなふうに堆肥化過程が変化するのか、経時的に調べていきます。

どうなるんでしょう?